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夏目漱石:文鳥

文鳥・夢十夜 文鳥・夢十夜
夏目 漱石 (1976/07)
新潮社
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『さすがに文鳥は軽いものだ。何だか淡雪の精のような気がした。』


漱石自身が文鳥を飼った時の様子を書いた短編小説です。
日常生活と、文鳥の様子が淡々と語られています。
描写がとても繊細で、文鳥の姿や仕草がさまざまな言葉で表現され、
さすが明治の文豪と思わせられます。

あぁ、こんな動きするする
と思い描いてみたり、
こんな飼い方で大丈夫かしら
なんてヤキモキさせられたり、
文鳥飼いの方は大いに共感するところがあると思います。

文鳥の仕草に、昔知っていた美しい女性の姿を重ねたりして、
ちょっと艶っぽい感情移入もありますが、
漱石自身、
文鳥に対して強い愛情をもっているわけではないようです。
でもだからこそ、
客観的な観察がされていて、
餌の食べ方、水の飲み方、
止まり木から止まり木へ飛び移る動きなど、新鮮な発見があります。
とくに、水浴びの表現の正確さには舌を巻きました。
小さな命への驚きや、儚さ、寂しさが込められた作品です。

漱石が、文鳥の足が一本しかないと気にする件は、
ついつい口元がにやけてしまいました
私も初めて見た時は、ピーちゃん、足が片方無いよっ
ってビックリしたものです
全然見えないですもんね。
ほんとに、どこにしまっているんでしょうね?

20ページほどの内容なので、すぐに読めます。
漱石作品の中では目立たない存在ですが、
文鳥好きさんには、オススメです

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プロフィール

masko

Author:masko
主婦1年生。
おっととピーちゃんと、
3人(?)暮らしです。
お花屋さんで働いています。

ピーちゃん:白文鳥(♀)
生まれた日:2006年3月半ば
お迎えした日:2006年5月1日
体重:21~22g
特技:空中青菜つまみ食い
すき:チンゲンサイ、梨
きらい:ぴかぴか光るもの
性格:おくびょう
カゴから出しても、
人にぺっとりくっついています。

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